証券外務員一種 独学で受験→合格!
気軽な思い付きで受験を申し込んだ「証券外務員一種」試験ですが、
申し込んだのはいいものの、あまり勉強する気がおきず、結局勉強を開始したのは1週間前でした。
テキストは「最新三訂版 7日間完成 証券外務員一種合格塾」を使用しました。
この「証券外務員一種試験」は平日のみ受験できる試験だったこともあり、仕事の都合で試験当日も午前中は会社に行かなくてはならなかったので、前日も徹夜は難しく。。これまでの受験スタイルでは難しいので、効率的な勉強を心がけました。
★勉強方法
まず、比較的知識がある①経済・金融・財政の基礎知識や証券市場の基礎知識、②財務諸表あたりをさっとテキストを読み、1日で勉強しました。
そして、私にとって未知の分野である「株式業務」や「債券業務」、「デリバティブ取引」や「投資信託に関する業務」について4日間で勉強しました。
そして前日は2時間程で模擬試験1回分を勉強し、当日は午後休をとり、模擬試験や最後の復習を行いました。
私の様に勉強時間が確保できない場合でも必ず過去問題/模擬試験問題を1回は解くことをお勧めします。この試験は○×試験は各2点ですが、5選択肢問題は各10点と点数配分がかなり大きいです。計算問題は5選択肢問題で出題されるため、その練習のためにも試験問題の練習をすることが重要だと感じました。
★勉強時間
私の場合、勉強時間は合計で約25時間程だと思います。
金融の知識がない一般的なOLの私には、正直不十分な時間でした。
当日試験問題を解きながら、、、あーなんだったかな・・・、もっと勉強しておけばよかったと何度思ったことか(笑)。
確実に合格するには、約40時間は勉強されることをお勧めします。
★受験当日
プロメトリック社指定の試験会場@御茶ノ水に集合時間に集合すると、一緒の時間で受験する方は私を含め3名でした。一通り試験に係る説明を受け、本人確認書類と目薬、ハンカチ/ティッシュのみ持ち込みが許されました。
メモのために、マジックペン2本と紙が渡され、指定されたPCの前に座り、試験スタートです。
正直、答えがわからない問題がたくさんあったのですが、時間をかけてわからない問題を考えてもしょうがないと思い、「後で見返す」マークに☑をつけてどんどん解き進めました。
100問終わった時点で1時間半以上試験時間が残っていましたが、「後で見返す」マークをがついている問題の回答を確認しなおし、1時間程時間を残して試験会場を退出しました。
★試験後
退出したら、試験会場で担当者の方から1枚の紙が渡され、見てみると「外務員資格試験受験毛か通知」でした。
わからない質問が多すぎて受かる気が全くしなかったので(笑)、試験後1分後に結果がわかるのはうれしい様な怖い様な気持ちでした。
でも、結果はなんと合格していましたー!嬉しい。
「70%以上の得点であったことをお知らせします」という文言が入っていれば合格らしいです。この試験は合格証が別途発行されないので、この「外務員資格試験受験結果通知」を大切に保管しておきたいと思います。
★テキスト 雑感
今回は約1週間の勉強時間でしたが、購入したテキストには、あまり基本的な用語の説明等が十分記載されておらず、初学者がこのテキストだけで学ぶのは少し難しいと感じました。
私自身は、各証券会社の証券用語解説集等をネットで見ながら、用語の補足をテキストに書きき込みつつ、勉強しました。
結果的に合格はしたのですが、後で本屋で証券外務員関連の書籍を見たところ、
初学者にはTACの「スッキリわかる証券外務員一種2016年ー2017年」の方が説明が少し充実していてよかったかもしれない、と思いました。
(実際その本を使って勉強したらまた違う感想になるかもしれませんが。)
スッキリわかる 証券外務員一種 2016-2017年 (スッキリわかるシリーズ)
- 作者: 竹谷希美子,TAC出版編集部,工藤清美
- 出版社/メーカー: TAC出版
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皆さんがテキストを選ばれる際に参考にしていただければ嬉しいです。