知的財産管理技能検定 2級
知的財産管理技能検定という検定試験をご存じでしょうか?
一般的にはあまり馴染みがない資格ですが、国家資格の1つです。
知的財産教育協会が実施している資格試験で、年3回実施されています。
同協会のHPによると、この資格試験は、名前のとおり、知的財産(著作物、発明、意匠、商標、営業秘密等)の創造、保護、活用を目的として業務を行う際の技能やそれに関する知識の程度を図る試験です。
1級から3級まであり、2017年4月時点で計81,160人が有資格者です。
そのうち、知的財産管理技能士(3級)が約5万人、知的財産管理技能士(2級)が2.9万人弱なので97%の人が2級か3級の技能士になっています。
どの等級も「学科」と「実技」試験があり、両方合格して初めて技能士を名乗れます。
受験資格ですが、3級は実務経験が不要ですが、2級は3級技能士試験の合格者(前々年度以降の合格である必要あり)やビジネス著作権検定上級の合格者(前々年度以降の合格である必要あり)、大学や大学院で特定科目について必要単位以上取得している方以外は実務経験が2年必要です。
この実務経験ですが、意外と幅広い業務が実務経験にあたりますので、よくよく知的財産教育協会のHPをご確認ください。
私の場合は実務経験にあたる業務を2年以上、一応担当していましたので、3級を受験せずにいきなり2級を受験することにしました。
ただ、この資格試験で一番ネックなのは受験料が高いことです。
3級は学科、実技ともに各5,500円で合計11,000円。
2級は学科、実技ともに各7,500円で合計15,000円。
受験料が高いため、受験するか若干迷いましたが、、結局受験してみることに!
申し込みや問題集については次回纏めたいと思います。